鴨しんご


主催ではないにせよこのイベントの核には鴨さんもいる。大好きな友達、そして最高にリスペクトできるアーティスト。僕は”本当の意味で優しいってなんだろう”と何度も考えたことがあるが、全ては鴨しんごという男が体現している。穏やかで真摯で丁寧で、それでいてしっかりといつも熱を帯びている、人としての素晴らしいあり方。そして、そんなただありのままの自分を音楽にできる数少ないアーティスト。

(こすけ)

 

音楽をしていると、大人になってからも素敵な出会いが沢山ある事が嬉しい。鴨さんもその1人。同じ気持ちで面白い事をやれたり、バカをやれたり。大池音楽祭も共に準備を進める仲間だ。真っ直ぐに熱くて、優しい…そんな人柄がまた音楽にも溢れている。ただ、鴨さんの音楽にはそれだけではないものを感じる。穏やかな眼差しの奥に光る鋭利なやつ、それはとても生々しくて、紡がれた言葉の節々にドキりとさせられる。一筋縄では語れない男、鴨しんご。ありのままに感じたい。

(畑拓朗)